「ジュニアリーダーとは」では、子ども会の中で、ジュニアリーダーがどのような存在であるか、そこにどんなよさがあるのか、見てきました。
次に、ジュニアリーダーの実際の活動がどのようなものか、紹介していきます。
(1) 子ども会活動への参加
ア 話し合い
子ども会は、子どもが主役です。
子ども達で集まって、次にどんなことをしたいかなど、話し合います。
ただし、子ども達だけでは、なかなか話が進まなかったり、飽きてしまう子が出たりします。そこで、ジュニアリーダーは、子ども達のお兄さんお姉さんとして、中に入って、話がうまくまとまるように、サポートします。また、行事の準備が始まったら、積極的に手を貸してあげます。
イ キャンプ
子ども会では、主に、夏になるとキャンプを行います。
子ども達と一緒に、テントを張ったり、飯ごうを使って料理したり、キャンプファイヤーで盛り上がったりします。

ウ クリスマス会・歓送迎会など…
お兄さんお姉さんとして、子ども達の面倒をみてあげます。
また、子ども達と一緒に遊ぶために、レクゲームやレクダンスをします。
…このように、一緒になって子ども達と活動していく中で、子ども中心の子ども会に近づけて、子ども会のよいところをたくさん引き出すことや、ジュニアリーダー自身も立派な大人に成長していくことが期待されています。
(2) ジュニアリーダークラブでの活動
ジュニアリーダーは区市町村単位で「クラブ」になっているところが多く、それぞれのクラブでは、子ども達と関わる活動以外にも、おおよそ次のような活動をしています。

ア 定例会
ジュニアリーダークラブで定期的に集まる会のことをいいます。頻度はクラブによりまちまちですが、月1回のところが多いようです(場所によっては週2回というところもあるそうです)。
内容は、自分達が行う行事(キャンプ・クリスマス会・JL育成研修会・交流会など)の話し合いをしたり、活動していく上での問題点や悩み等を情報交換をしたり、子どもと遊ぶ手段である、レクリエーションの練習をしたりします。
イ キャンプ・合宿
ジュニアリーダー同士で、仲間同士の交流や、レベルアップを目的に、キャンプや合宿を行います。
キャンプファイヤーなど、夜はとても盛り上がります。また、悩みを打ち明けあったり、討論しあうこともあります。
ウ 交流会
北海道から沖縄まで、全国各地にジュニアリーダーは存在します。2つ3つのクラブで集まる「交流会」を行い、情報交換をすることもあります。
桑名市(三重県)と行田市(埼玉県)のように、県を超えた交流を毎年行っている例もあります。

エ 研修会
ジュニアリーダーをする上で必要な知識や技術を得る為に、研修会を行います。これは、市区町村または都道府県の子ども会連合会が行うことが多いようです。
内容は、子ども会の意義・プログラムの作り方・安全対策・文化芸能活動・子どもを取り巻く課題…などです。
全国子ども会連合会では、ジュニアリーダーのための研修カリキュラムを整備しており、このような研修を受けた人たちに「ジュニアリーダー(初級・中級・上級)」の資格を認定しています。
(3) その他
ジュニアリーダーは、その他にも、いろいろな活動をしています。
ア 奉仕活動
地域のために、ごみ拾いや廃品回収、募金活動などをしているところがあります。また、老人ホームや養護学校でボランティアをしているクラブもあります。

イ 演劇・踊り
クラブをあげて、演劇や踊りをしているところもあります。
香川の観音寺JLでは演劇を行っていますし、沖縄の豊見城JLでは、エイサー踊りをして、何度もテレビや新聞に出ています。
ウ 児童館の手伝い
各地にある児童館で、おばけに変装したり、風船ヨーヨーを作ったりと、行事の手伝いを中心に、児童館と関わっているところもあります。

エ 中央大会・ブロック別大会
ジュニアリーダーの大きな大会として、全国子ども会中央大会やブロック別大会(関東大会など)もあります。
中央大会は4泊5日。「子どもの居場所作り事業」として、幼児との触れあい方などを学び、4日目には実際に幼児が来て、一緒に遊びます。
ブロック別大会は、ブロックごとに各県が持ち回りで担当となり、担当となった県のジュニアリーダーが、各県の持ち味を出しながら、企画運営をしています。
ともに、参加したメンバーにはかけがえのない体験になる大会です。