子ども会SNS 青年リーダーNET 子ども会リンク

« お知らせ | メイン | ざっくばらん語ろーぐ »

2006年11月26日

子ども会とは

hoiku.jpg
 子ども会は、子どもが住んでいる一定の地域を基盤に活動する地域活動です。
 年齢の異なる子ども同士が遊びを通して様々な体験をしながら仲間作りをし、時には山や海で自然と触れ合うことで生きる尊さを学びます。
 また、子どもたちの活動を支援する大人たちは、子どもを『社会の子』として認識し、子どもがよりよく育つ環境を作るよう活動します。

 現在、全国には約12万団体の単位子ども会があり、それぞれが『子どもの手による』活動を展開しています。
 会員数は約440万人、指導者・育成者・リーダーが約137万人という、国内最大の社会教育団体です。

ジュニアリーダーとは

 私たちジュニアリーダーは、「子ども会のお兄さんお姉さん」です。
 地域によってまちまちですが、おおよそ中学生以上のメンバーによって構成され、全国各地で、約70万人とも言われる仲間が、子ども達と地域に根ざした活動をしています。
 では、ジュニアリーダーとはどのようなものなのでしょうか。
 子ども会との関わりから、それらを考えていきましょう。

(1) 子ども会の「よさ」
 みなさんは「子ども会」を知っていますか?
 「子ども会」という名前は知らなくても、小学校の頃、地域のこんなものに参加した覚えはないでしょうか。
 クリスマス会スイカ割り大会かるた大会廃品回収
 ああ、それなら参加した!!って人は多いのではないでしょうか。
 そう、そんな活動をしているのが、「子ども会」なのです。

 子ども会は、名前のとおり、子どもが自主的に活動する集団です。
 たとえば、12月にクリスマス会があるなら、その前にみんなで集まって、子ども達でやりたいことを出しあい、企画をしたり、当日の運営をしたりします。
 学年も、性別も様々な仲間で、わいわい遊ぶ子ども達。
 塾や習い事に忙しい子ども達が、いきいきと目を輝かせている姿が、そこにはあります。

 では、子ども会の「よさ」を挙げてみましょう。

ア 学年がばらばらの「異年齢集団」!!
 子ども会は、学年がばらばら(幼稚園年長~小学生、それ以上のところもある)です。だから、学校ではなかなかできない「違う学年の友達」ができます。
 さらに、上の年齢の子が下の年齢の子の面倒をみたりすることで、仲良くすることの大切さを学んだり、思いやりの心が育ったりします。
イ 郷土を好きになる
 子ども会は、小さな「地区」を単位として活動しています。だから、自分の街を好きになる、つまり「郷土愛の心」が育ちます。
 最近地域の人間関係がうすっぺらいものになってきたと言われる中で、これは非常に注目すべきことです。
ウ 「遊び」から学ぶ
 「遊び」といっても、子ども会の遊びはTVゲームとは違います。たくさんのメンバーで集まり、みんなでルールを作って、楽しむ「遊び」です。小さな子が混ざって遊ぼうとする時には、その子だけに特別ルールを作るかもしれません。
 そういったふれあいの中で、ルールを守ることの大切さや、思いやりの心が育ちます。
 つまり、「遊びから学ぶ」のが子ども会です。
エ 体力をつける
 もちろん、体を動かすので、体力をつけることができます。

 このようなよいところがあるので、全国には約14万の子ども会があります(「子ども会白書」全国子ども会連合会刊より)。
 もちろん、子どもだけで全部やるわけにはいきません。子ども達には荷が重すぎることがたくさん出てきます。
 そこで、おとな(これからは育成者と呼びます)に応援をしてもらいます。

wthoiku.jpg


(2) ジュニアリーダーの誕生
 では、あなたの参加していた子ども会は、誰が行事を企画したり、運営したりしていたでしょうか。
 「近所のおばちゃんたちだったよ。」
 そんなところが多いかもしれません。行事はおとなが1から全部決めて、子ども達は当日に「お客さん」として呼ばれて行き、お菓子を食べて、景品をもらっていくだけ…という子ども会がほとんどかもしれません。
 子どもたちに話し合いをさせても、話が関係ない方へずれたり、あちこちに動き回ったりして、話し合いがなかなか進まず、育成者のおばさんたちの中で決めてしまったほうがはるかに決まるのが早かったりするからです。
 けれど、それでは子ども会のよさが発揮できません。子どもが主役の子ども会にしたいものです。  
 そこで、ジュニアリーダーが登場します。
ジュニアリーダーは、中学生・高校生の子ども会会員です。子ども会のお兄さんお姉さんとして、小学生たちの面倒をみたり、一緒に遊んだりします。
 それだけではありません。たとえば、子ども達で行事のことなどを話し合いするときには、ジュニアリーダーが大活躍します。班で話し合ったり全体で話し合うときに、みんなの話をまとめる班長さんや会長さんを助けたり、困ったときに助言をしてあげたりします。育成者さんたちとの話し合いでも同じです。
 こうした役割を担うことで、ジュニアリーダーには、こんな「よさ」があります。

ア 子ども達にとって、親近感がわく存在
 「あ、おにいちゃんだ!!」…子どもたちが甘えてくる
イ 興味や関心が近い
 好きなもの、流行っているものが理解でき、共感できる
ウ 気持ちがわかる
 どんなことをしてほしいか、何を悩んでいるかがわかる

 もちろん、ジュニアリーダー活動は中高校生が地域活動をしたり、子ども達とふれあうわけですから、ジュニアリーダー自身の成長に大きく寄与していることは言うまでもありません。

 ジュニアリーダーは、大きな期待と使命を胸に、全国各地で活躍しています。

ジュニアリーダーの具体的な活動について

 「ジュニアリーダーとは」では、子ども会の中で、ジュニアリーダーがどのような存在であるか、そこにどんなよさがあるのか、見てきました。
 次に、ジュニアリーダーの実際の活動がどのようなものか、紹介していきます。

(1) 子ども会活動への参加
ア 話し合い
 子ども会は、子どもが主役です。
 子ども達で集まって、次にどんなことをしたいかなど、話し合います。
 ただし、子ども達だけでは、なかなか話が進まなかったり、飽きてしまう子が出たりします。そこで、ジュニアリーダーは、子ども達のお兄さんお姉さんとして、中に入って、話がうまくまとまるように、サポートします。また、行事の準備が始まったら、積極的に手を貸してあげます。

イ キャンプ
 子ども会では、主に、夏になるとキャンプを行います。
 子ども達と一緒に、テントを張ったり、飯ごうを使って料理したり、キャンプファイヤーで盛り上がったりします。

xmas6.jpg
ウ クリスマス会・歓送迎会など…
 お兄さんお姉さんとして、子ども達の面倒をみてあげます。
 また、子ども達と一緒に遊ぶために、レクゲームやレクダンスをします。

 …このように、一緒になって子ども達と活動していく中で、子ども中心の子ども会に近づけて、子ども会のよいところをたくさん引き出すことや、ジュニアリーダー自身も立派な大人に成長していくことが期待されています。

(2) ジュニアリーダークラブでの活動
 ジュニアリーダーは区市町村単位で「クラブ」になっているところが多く、それぞれのクラブでは、子ども達と関わる活動以外にも、おおよそ次のような活動をしています。

216.jpg
ア 定例会
 ジュニアリーダークラブで定期的に集まる会のことをいいます。頻度はクラブによりまちまちですが、月1回のところが多いようです(場所によっては週2回というところもあるそうです)。
 内容は、自分達が行う行事(キャンプ・クリスマス会・JL育成研修会・交流会など)の話し合いをしたり、活動していく上での問題点や悩み等を情報交換をしたり、子どもと遊ぶ手段である、レクリエーションの練習をしたりします。

イ キャンプ・合宿
 ジュニアリーダー同士で、仲間同士の交流や、レベルアップを目的に、キャンプや合宿を行います。
 キャンプファイヤーなど、夜はとても盛り上がります。また、悩みを打ち明けあったり、討論しあうこともあります。

ウ 交流会
 北海道から沖縄まで、全国各地にジュニアリーダーは存在します。2つ3つのクラブで集まる「交流会」を行い、情報交換をすることもあります。
 桑名市(三重県)と行田市(埼玉県)のように、県を超えた交流を毎年行っている例もあります。

215.jpg
エ 研修会
 ジュニアリーダーをする上で必要な知識や技術を得る為に、研修会を行います。これは、市区町村または都道府県の子ども会連合会が行うことが多いようです。
 内容は、子ども会の意義・プログラムの作り方・安全対策・文化芸能活動・子どもを取り巻く課題…などです。
 全国子ども会連合会では、ジュニアリーダーのための研修カリキュラムを整備しており、このような研修を受けた人たちに「ジュニアリーダー(初級・中級・上級)」の資格を認定しています。

(3) その他
 ジュニアリーダーは、その他にも、いろいろな活動をしています。
ア 奉仕活動
 地域のために、ごみ拾いや廃品回収、募金活動などをしているところがあります。また、老人ホームや養護学校でボランティアをしているクラブもあります。

69.jpg
イ 演劇・踊り
 クラブをあげて、演劇や踊りをしているところもあります。
 香川の観音寺JLでは演劇を行っていますし、沖縄の豊見城JLでは、エイサー踊りをして、何度もテレビや新聞に出ています。

ウ 児童館の手伝い
 各地にある児童館で、おばけに変装したり、風船ヨーヨーを作ったりと、行事の手伝いを中心に、児童館と関わっているところもあります。

zenkokupho.jpg
エ 中央大会・ブロック別大会
 ジュニアリーダーの大きな大会として、全国子ども会中央大会やブロック別大会(関東大会など)もあります。
 中央大会は4泊5日。「子どもの居場所作り事業」として、幼児との触れあい方などを学び、4日目には実際に幼児が来て、一緒に遊びます。
 ブロック別大会は、ブロックごとに各県が持ち回りで担当となり、担当となった県のジュニアリーダーが、各県の持ち味を出しながら、企画運営をしています。
 ともに、参加したメンバーにはかけがえのない体験になる大会です。