子ども達のキャンプのマナー低下

Q
よっちゃん
なんか最近の子供たちって、中高生も含めてキャンプ場などでの基本的なマナーが悪すぎる。
集団生活に慣れていない事もあると思うけど、
自分がしている事がマナーに反する物だという自覚すら無いんだよね。

他の利用者に出会ったら、例え知らない人であっても、にっこり笑って笑顔で挨拶をする。
夜に懐中電灯を使う時は、人の顔に明かりを当てないように、下を向けて自分の足もとを照らす。
夜十二時を過ぎたら、寝なくても良いから、トイレと緊急の場合以外はテントや部屋から出ない。
特に複数の団体で同じ施設を利用している時は、自分達の都合よりも他の団体に迷惑を掛けない事を第一に考える。

どうしてこんな基本的なマナーが守れないんだろう。
というか、こんな基本的なマナーすら知らないんだよね。
さらに指導する側の大人ですら知らない場合が多い。
子供達の引率で来ているのに、夜中まで酒を飲んで大騒ぎしている。
子供が他の団体に迷惑を掛けるような行為をしていても、注意すらしない。
みんなの所ではどんな指導をしてますか??

(上の書き込みに対する返信)


りょうり
マナーに関して言うと、キャンプに限った話じゃないよね。
昔はキャンプに来るような人はそれなりにマナーを守ってたけど、
最近はアウトドアブームで生活に身近になったせいか
キャンプ場でもマナーの悪い人を多く見るようになったよね。

僕らは最近は子どもを連れて行くキャンプではだいたい単独利用のキャンプ場にいくかな、
もしくは同じような団体と使ったり。
市営の子ども会のキャンプ場があるからそこばっかり使ってる。
料金が無料ってのもあってね。
他の利用者のいるキャンプって子どもにマナーを指導しにくいって言うか、説得力が無い。
大人のマナーが悪すぎて、子ども達にとってもあたりまえになってるから、
どうしても隔離的なことして指導せざるを得なくなってる。

やっぱり、守れないってことより知らないって事が多すぎると思うし、迷惑の自覚がないよね。
引率の大人が酒を飲むのはけっこう問題になってるけど、
うちは飲んだら子どもの前にはくるなーって、どっかに閉じ込めておきます。
何しに来てるかわからんね、まったく。

難しい問題ですね。大人に問題多し、だから。

よっちゃん
確かに周囲の利用者のマナーが悪いと、それを真似してしまう事もあると思う。
説得力がなくなってしまうのも分かるけど、
そんな環境こそマナーを学ばせるのには最適の環境だと思うけどなあ。

悪影響が出る事を恐れて周囲と隔離してしまっては、
マナーを守る事に対する意識が薄れてしまうと思う。
隔離されているという事は、マナーを守らなかった時に迷惑を掛ける相手がいないと言う事。
そんな状況でマナーを守る事の意味や、
マナーを守らない事がどんな事態を招くのかを教えられるのかな?

周囲のマナーが悪くても、その中できちんとマナーを守って生活する。
そうすれば、マナーの悪い人間がどれだけ迷惑なのかを実感できる。
マナーの悪い人間によって自分たちが不愉快な思いをすれば、それが教訓になる。
自分がされて嫌な事は人にはするなって事を教えるべきなんじゃないのかな?
基本的には「人の振り見て我が振り治せ」なんじゃないのかな?

りょうり
よっちゃんの言うことはもっともだと思うし、そのとうりだよね。

でも、迷惑さえかけなければそれでいいってマナー違反が多くない?
結局は迷惑を受けてると思うけど、
同じ利用者には直接迷惑がかからないマナー違反が多いと思うんよ。

施設もサービス業だからってことで妥協してるところ強いし。
マナー違反を注意できないのが問題だと思うけど、今のご時世、現実問題厳しいと思う。
それは社会論、大衆論になっちゃうけどね。

「人の振り見て我が振り治せ」は現実にはもっともな事だし最良だけど、
指導という点からすると思考的にはあんまり良い考えではないと思うから。
これはこれで理想論過ぎるけどね。

よっちゃん
個人として守るべきマナーと、共同生活の中で守るべきマナーには違いがあります。
個人として守るべきマナーは社会のルールであり、社会人としての「常識」です。
一方、共同生活の中で守るべきマナーとは、「共存する相手への配慮」です。
僕が学ばせたいのは、後者の方です。
共同生活の中でのマナーという物は、共同生活の中でしか学べない物です。
そして、共同生活の中で継続的に実践する事で、それを習慣付ける必要があります。
大人になってからではなく、
子供のうちにしっかりと習慣づけて当たり前のように出来るようになって欲しいんです。

さらに、キャンプにはキャンプなりの特殊なマナーが存在します。
そして、それらは多くの利用者が集まる場所であればあるほど、暗黙の了解として存在します。
夜12時〜翌朝6時まではサイレントタイムで、一切の行動は禁止。
道であったら笑顔で挨拶をかわすなど、色々な特殊なマナーが存在します。

僕は、まず最初にこういった共同生活でのマナーを体験し学ぶ事が大事だと思います。
隔離され「共存」がない中で育っては、実際に共同生活に飛び込んだ時に困ります。
だからうちの団体では、多くの利用者が共存する公共のキャンプ場を選んで利用しています。

それから、直接迷惑が掛からないマナーとは、
人間としての常識という部類のマナーだと思います。
そもそもこれは他人がどうだからとか、
周囲に影響されて守ったり守らなかったりするものではありません。
周囲が守っていない状況であっても、
自分個人として強い意志を持って守らなければならない物です。
さらに言うなら、周囲が守っていない状況でこそ、きちんと守るべき物です。
説得力が無いからといって隔離するのではなく、
そういった状況でも守り通すと言う事をさせるべきだと思います。

ヒデ
マナーを教育していく上で、マナーをあたり前のように行なっている施設、
マナーを守れない客のいる施設、どちらでもイイとは思うけどリスクを忘れないようにしなきゃね。
以前シニアとして参加したインリーダー研修会(キャンプ場)で
地元の若い男達いわゆる悪い子達がジュニアの女子中高生目当てで忍び込んできた事がありました。
丁度見回り中の私に見つかり帰ってもらおうと話をするが聞く耳をもたない。
これ以上の進入を阻止する私と乱闘になりました。
偶然わたしは一人、相手は六人、育成者が加勢にくるまでボコボコにやられました・・・
もちろん後日、相手を見つけて謝罪させましたが・・・

めったに無いことですがこんな事もあり得る事を頭に入れておく必要があると思います。

よっちゃん
そういったリスクを考えているからこそ、
きちんと安全が確保されている施設を利用すべきだと前に言ったんですよ。
最低限の安全とは、災害だけでなく人為的な危険という物も含みます。
確かに国立の施設とかだと、料金も高いし警備や利用条件などが厳しいです。
でも、それだけしっかりとした身分の団体や人間が利用しているという事なんです。
申し込みの段階での審査が厳しいのは、
ヒデさんの場合のような悪質な輩の施設利用を防ぐため。
警備にうるさいのは外部からの不審者の侵入を防ぐため。
そういった事も考えて施設を選ぶべきだと思います。

それから、僕はいつでもリスクは承知の上で活動しています。
基本的に、リスクがあるからとか危険だからとかで子供たちを隔離するのには反対です。
場合によってはそういったリスクを大人が全部被ってでも、
子供たちにとって何が一番必要なのかを考えて活動すべきだと思います。
避けられる危険は避けるべきだけど、
それだけを考えて子供が犠牲になっちゃまずいんじゃない?
避けるべき所と大人が盾になってあげるべき所の区別をしっかりしないとね。

それから、ご両親から大切な子供を預かってキャンプなりなんなりのイベントを行うわけです。
そこに引率で同行するわけですから、
災害や人為的な危険から子供を守るのは当然の義務であり責任です。
何かあった時に子供の盾になる覚悟が無い人間は、
どんな立場であれスタッフとしてイベントに参加するべきでは無いと思います。
一人でも戦ったヒデさんは引率者として立派だと思います。
最近のスタッフの大学生とかを見てると、
その辺の責任が認識できないように思います。
まだ自分が現役で活動していた時の意識が抜けてないんだよね。
そのせいで、自分が責任ある立場になったという自覚が芽生えてこない。
やはり、卒業してすぐに育成にまわるのには無理があるんですかねえ。
社会人としての常識だとか責任について勉強してから育成にまわったほうが良いんですかねえ。

今の大学生や中高生って、
自分のしている行動の一つ一つがどれだけ子供たちに影響力を持っているか分かっていない。
無意識のうちの言葉づかいだとか服装だとか、子供たちってすぐに真似したがるのよ。
それが分かってて子供に悪影響を与えないように注意して行動して欲しいんだよね。
確かに、子供と遊ぶのは楽しいし、それが目的で活動をするのは良い事。
でも、もうちょっと深く考えてみようよ。
なんで中高生が遊びにいくと、子供たちが喜んで遊ぶのか。
それは、子供たちにとってその中高生が身近にいる自分より年上の存在だから。
あんな風になりたいとか、子供達の憧れの対象になっているからなんだよ。
子供の場合って、「憧れの存在に近づく=真似をする」って事になるのを忘れないようにして欲しい。
中高生や大学生のお兄さんお姉さんがだらしなくダラダラと行動していたら、
それで良いんだと思っちゃうのよ。
その事を頭に入れて、子供たちに胸を張って真似させられるような、
子供達の手本となるような行動をとって欲しいな。
それは、JLとかの活動に限らず、子供と接する時には必ず考えなければいけない事だよ。

ぎゃお
思わず飛び入り参加してしまいました。
よっちゃんの意見に同感!
こないだの行ったキャンプでも、
中学生が子どもたちの中に入って班活動しながら、平気でメールのチェックしてたり・・・
ビックリすることいろいろ。
JLとかそういうの以前の問題。
常識としてそれはいいことなのか、悪いことなのか、それくらいの判断ができるはず
・・・ってできないからやってるのかな。
(違う意味で)いいカッコして「見られたい」って気持ちもわかるけど、
そんなことより「(あらゆるところで)見られてる」っていう意識を持って欲しいよね。
もちろん、中高生に限らず、私も含めて子どもに接する人は気をつけなければいけないことだけど。

よっちゃん
子供への影響力が分かってないのもそうだけど・・・・
ぎゃおの言う通り、「かっこよく見られたい」というのもあるみたいだね。
特に最近の中高生って、「ダサイ」とかなんとかって、
周りからの見た目を気にしてばっかりでしょう。
ちょっと悪ぶってみたりして自分をかっこよく見せようとしてる。
人間としての本当のかっこよさって、そんな事じゃないんだけどね。
確かに見た目の格好や仕草がかっこよければ、
子供たちには人気があるかもしれない。
でもそれは、見た目や仕草に憧れているだけであって、
その人自身に憧れているわけじゃないんだよね。
困ってる時に助けたり守ってあげたり、間違った事をしていたらきちんと叱ってあげる。
こういった人間的な優しさとか強さが、本当のかっこよさだと思うけどなあ。