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■子ども会を考える 一覧

「PTA・青少年教育団体共済法案(子ども会の視点では「子ども会安全会法案」)」が、平成22年1月18日から開かれている通常国会に、自民党、公明党及びみんなの党の議員立法で提出されたそうです。
経過法案の案文はこちら

この法案は、保険業法の改正により、事業継続が厳しい子ども会安全会などを、国や都道府県が監督・認可する「制度共済」として存続させるものです。
昨年の通常国会と臨時国会に議員立法で提出され廃案になっており、これで3度目の提出となりました。
1回目の記事はこちら
2回目の記事はこちら

議案提出者の代表となっている馳浩議員(自民党)は、自身の日記でこう綴っています。

はせ日記の記事はこちら

 午後3時、衆議院事務総長に、「PTA共済法」提出。
 自民党、公明党、みんなの党共同提案。
 衆議院に提出するのはこれで3度目。
 関係団体の要望も痺れを切らしており、今国会では決着をつけるべきだ、民主党も。
 来年の保険業法改正見直し(適用除外)を待っていてはいけない!
 これこそ制度共済として自立させるべきだ。

政府も、今国会に法案を提出する方向性だそうです(記事はこちら)。

政治的な動きなので、今後の動向は不透明ですが、
子ども会関係者として、興味深く見守っていきましょう。

(はっちー)

「20歳の君に」
って歌をご存知でしょうか。

ここを開くと、PCでは音楽が流れます。

1.ぎこちなかった 出会いの後で
ばかして顔をくしゃくしゃにして
笑いあったあの瞬間が 新しい君との始まり

今の気持ちを素直に言えなくちゃ
過去も今も未来もなくて
止まった時間(とき)の迷路の中で 何を信じてゆくの

心の扉 開けてみたら やさしい風が吹き込んでくる
遠く離れても忘れない あの日のときめきを...

20才(はたち)の君に会えたらいいね
同じ時が流れる
20才(はたち)の君に会えたらいいね
その日がくるまで...

2.たったひとつだけ 記念にくれた
Name Plateの裏に書いてある
走り書きの文句でさえも あざやかに心に残る

僕のこの手を握りしめて 「また会おうね」と約束した
君の笑顔が忘れられずに 今日も走りつづける

記憶の扉開けてみたら あの日の歌が聞こえてくる
時間(とき)が流れても忘れない あの日のときめきを...

20才(はたち)の君に会えたらいいね
同じ時が流れる
20才(はたち)の君に会えたらいいね
その日がくるまで...

全国子ども会連合会が毎年行っている全国子ども会中央大会が「全国子ども会リーダー研究集会」と呼ばれていたころ、この歌ができました。

「大会運営の青年リーダーが、みんなへの想いを伝える歌を作った。
第20回だったから「20歳」。
20歳の君に「会えたらいいね」って、大会の参加者やスタッフが、歌で気持ちを伝え合える温かい歌なんだよ。」
中央大会で、作詞・作曲の田原さんが、こう前置きしてこの歌の弾き語りをしてくれました。

筆者がこの歌に出会ったのは、もう15年も前に行われた関東甲信越静地区ジュニアリーダー大会(茨城大会)に参加したときのこと。高校2年生のときでした。
2泊3日、笑って泣いて泣いて、本当に素晴らしい体験をして、家に帰りました。
数日後に、余韻にふけりながら大会のしおりを眺めていたら、この歌の歌詞を発見したのです。
(※大会中には1度も歌いませんでした)
歌詞を眺めただけで、自然と涙がぼろぼろと...
大会で出会った仲間のことが、頭の中を駆け巡りました。

そんな、子ども会のリーダーのための歌「20歳の君に」。
この歌自身が20歳を迎えました。
これからも、いろんな場所で歌い継がれていってほしいものです。

(はっちー)

こんなブログの記事を見つけました。

「子ども会ジュニアリーダーの思い出 「Shine your Light」 「20才の君に」と認知症サポーター養成講座(ハッピーモール's blog)」の記事はこちら

皆さんの20才の思い出は、何ですか?

私は小学生の頃から地域の子ども会の活動に参加をしキャンプやバス旅行を楽しみにしていた。
そこには、いつも憧れの中高生の赤Tシャツを着たジュニアリーダーのお兄さんやお姉さんが引率してくれて、レクリエーションゲームや会話で盛り上げてくれた。
子どもからは、かっこよくヒーロー的存在であり、キャンプネームというあだ名で呼び合った。
私も「いつか僕もお兄さんのようになりたな」とひそかに思っていた。

そんな私も小学6年生では、市主催の「同名市町村メモリアルサマー号」という千葉の八千代市から広島の八千代町へ夜行列車で旅する企画に参加したり、ジュニアリーダーの初級養成講座を受講したりと、少しずつあこがれのジュニアリーダーの世界のレールが引かれた。
中学では、赤Tシャツのお兄さんとして活動をスタートし、夏休みは、何泊もキャンプのお手伝い、バスハイクの引率、高校生では、イベント企画・実践を夢中になって楽しんだ。

気が付くと20歳の時は、千葉県全体のジュニアリーダー連合会の会長を勤めさせてもらい県内を超えて全国に仲間ができた。

その後、23歳の関東ブッロク千葉大会のスタッフ長で活動終了し
その後は、ジュニアリーダーの中級・上級の養成のお手伝をしていた。
たくさんの仲間に出会い、刺激を受け、楽しい活動であった。
人間的な成長の大きな基礎となっている。

今の私の仕事は、地域包括支援センターで、町づくりの一環として認知症サポーター養成講座や地域の介護予防教室に取り組んでいる。
子ども会と同じ、地域というカテゴリーであるのがまたリンクする。
高齢者や一般市民を対象に民生委員さん・自治会長さんと共働で実施している。

今回は1月23日には地域のスーパーマーケットの店舗を借りて認知症のサポーター養成講座を行う。もちろん寸劇を取り入れ私は小学校6年生役を演じる。(ジュニアリーダーでの経験が大いに生かされている)

青春の思い出がジュニアリーダー活動で、それが今の仕事にどこかでつながっている。
とてもとても素敵な文章だと感じました。

個人的な話ですが、すごく尊敬している千葉のリーダーさんがいます。
このブログの方と一緒に関東ブロック千葉大会を運営し、その後も研修の講師をしていた方。
子ども会中央大会でその方と一緒にスタッフをしたとき、いろんなことを教えてもらいました。
何を大事にしてリーダー活動をしてきたか。
他のリーダーに対して、あえて厳しく言わなきゃならないときがあること。

「千葉大会では、いきなりパーティやることにしたんだよ。今から考えてもあれはおかしい(笑)」

なんて言いながら誇らしげだった、その笑顔をこの記事から思い出さずにはいられませんでした。
それが、筆者の20歳のころの思い出。
彼と一緒に過ごし、火をつけられ、その火がなかなか消えないまま今に至ります。

だからこそ、

気が付くと20歳の時は、千葉県全体のジュニアリーダー連合会の会長を勤めさせてもらい県内を超えて全国に仲間ができた。

ここにとても共感してしまいます。

20歳のころに、全国各地のたくさんの仲間に出会いました。
その多くと、思い出じゃない交流がずっと続いています。
一人ひとりとの出会いが、今も続き、子ども会活動だけじゃなくて、仕事などを含め、自分の今の大きな基盤になっています。

「SHINE YOUR LIGHT」作詞作曲 97` 関ブロスタッフ

夢見ていることばかりで 腕の中には何もないけど
届かないかもしれないものに 君と歩ける
今がうれしい

あつくあつく 燃え上がる何かを
強く胸に 抱いて

SHINE YOUR LIGHT とびきりの笑顔で
ぼくらの唄を歌っていこうよ
SHINE YOUR EYES
輝かせながら歩き始めたこの道だから♪

「届かないかもしれないものに 君と歩ける今がうれしい」
ほんとにそうだな、と感じます。

これから先、30歳、40歳となったとき、どんな出会いが待っているのでしょう。
待ち遠しい気持ちで心がいっぱいになりました。

(はっちー)

政府の平成22年度予算案が決まりました。
■平成22年度予算案はこちら

さあ、子ども会などで行う体験活動などを支援する「子どもゆめ基金」はどう結論づけられたのでしょうか。

■国民から寄せられた意見

○約400件の意見
事業仕分けの結果に賛成する意見は概ね1割であり、例えば
 「国で行う必要はなく、自治体や民間で行えばよい」、
 「読書活動は学校で行えばよい」、
 「基金は廃止してよいが、助成制度は残してほしい」
 といった意見。
事業仕分けの結果に反対する意見は概ね9割であり、例えば
 「体験や読書など子ども達に夢や感動を与える活動ができなくなる」、
 「活動に子どもが参加でき感謝している。生きる力を育む大切な機会であり、廃止しないでほしい」、
 「地方は民間団体支援のための財源がないので、地域の格差が生まれることが心配されることから廃止に反対」
 といった意見。

■予算案における対応
○事業仕分けの結果や頂いた御意見を踏まえ、
 基金は民間出えん金を残し政府出資金全額を国庫返納しますが、事業費(23億円)を国立青少年教育振興機構運営費交付金の中で予算措置し、
 確実に事業が実施できるようにして参ります。

...とあります。
つまり、平成22年度は、

「基金自体は国庫へ返納。ただし、助成活動ができるようにする(基金と別の予算から出すようにする)」

ということです。
これを受けて、子どもゆめ基金のホームページでは、こんな案内が掲載されました。

子どもゆめ基金ホームページはこちら

注目情報!!
平成22年度予算については、12月25日に子どもゆめ基金助成事業を含め、政府予算案として閣議決定されました。つきましては、例年同様に4月上旬の内定に向け審査を進めることとしております。
各団体のみなさまからは、多くのご意見・ご要望、励ましの声もお寄せいただきましたことを御礼申し上げます。(2010.1.5)

助成事業を抱えている方は、ほっとしたのではないでしょうか。

しかし、平成23年度以降はどうなるかわかりません。
むしろ、なくなってしまう心配が大きくなったといったほうがいいでしょう。
今後の行方に注目が必要ですし、助成事業を行っている皆さんは、地道に充実した活動を行っていくことが大切です。

(はっちー)

平成21年12月25日の閣議決定で、政府の平成22年度予算案が決まりました。
■平成22年度予算案はこちら

再三話題にしてきた、国立青少年交流の家、国立青少年自然の家、オリンピック記念青少年総合センターなどを運営する「国立青少年教育振興機構」は、どうなったのでしょうか。

■国民から寄せられた意見

○約300件の意見
事業仕分けの結果に賛成する意見は概ね2割
 (そのうち教員研修センター、国立女性教育会館を含めた3つの独立行政法人への共通意見が約半数)であり、例えば
 「国の財政は危機的状況にあり、国で実施する必要はない」、
 「地方や民間の意見を取り入れ、時間をかけて徐々に移管していく方がよい」、
 「各自治体で地域の実情に合わせてやればよい」
 といった意見。
事業仕分けの結果に反対する意見は概ね8割であり、例えば
 「子ども達の成長にかかる体験活動の場として、国立施設が必要である」、
 「施設規模が大きく自治体では管理運営ができない」、
 「国立施設では非常に良く整備された質の高いプログラムが行われており、自治体等へ移管されれば質の保証がされるか心配」
 といった意見。

■予算案における対応
○事業仕分けの結果や頂いた御意見を踏まえ、
 引き続き青少年教育のナショナルセンターの役割は果たしつつ、
 青少年交流の家、青少年自然の家について、諸条件が整ったところから順次自治体等への移管準備に着手して参ります。

...とあり、ひとまず平成22年度は存続と結論づけられたようです。
来年度も、今まで同様、国立の施設が利用できそうです。

ただ、「予算案における対応」は、事業仕分けの結論と寄せられた意見の折衷案のような結論です。
移管に向けた動きも出てくることでしょう。
この結果を受け、国立青少年教育振興機構は、来年度、どんな改革ができるのでしょうか。

子ども会をはじめとする青少年教育の関係者は、今後も展開に注目していく必要がありそうです。

※続いて「子どもゆめ基金」の結果
(はっちー)

子ども会コミュニティセンターでは、12月15日、
国立青少年交流の家(旧国立青年の家)等に関する意見書を、
文部科学大臣と、国立青少年交流の家など国立の施設を運営する「独立行政法人国立青少年教育振興機構」にそれぞれ提出しました。

提出した意見書を見る(PDF:208kb)
※内容の詳しい概要はこちら

子ども会のリーダーが出す意見書なのだから、「存続してください!!」っていうのではなく、

「私たちなりにこんな改善したら良いのではないかって考えてみました。このように改善するところはあるけれど、国立の施設の大事さをよく理解してください!」
という内容にしました。

つまり、こんな内容です。

【機構あて】もっと世の中に「国立青少年交流の家」などの存在や意義をPRしましょう!!
【文部科学大臣あて】機構あて意見書を添付して、「このように改革が必要ですが、正当な評価をしてほしい(=残してほしい)です!!」

この意見書には、このホームページで賛同者を募りました。
すると、
賛同者は、なんと155人も集まりました!!

北は北海道から南は沖縄まで。
ジュニアリーダー、青年リーダーはもちろんのこと、県子連会長、市子連会長の方や市子連育成部長、小学校の先生、少年自然の家ボランティア、大学生・院生、子ども会の会員など、本当にたくさんの方が賛同してくれました。

賛同の声とともに、こんなメールもたくさんいただきました。

「私たちの大事な場所をなくさないで!」
「子ども会のリーダーとしてぜひ賛同したいです」
「今から私も賛同者集め、やります!!」

一人ひとりの名前を見て、それぞれに想いが詰まっているんだな...と、感動せずにはいられませんでした。
子ども会の仲間の輪の力ってすごいんだなと、改めて実感したのです。

この声、確かに届けました。
これからどうなるか、注目していきましょう。

亜寿、よっぴーをはじめ、協力してくださった皆さん、
そして賛同してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

※サーバ障害などで報告が遅くなり、申し訳ありませんでした。

(はっちー)

☆★☆詳しくはこちらをご覧ください☆★☆

ここで再三お伝えしていますが、先日の事業仕分けで、子どもゆめ基金、国立青少年交流の家などを運営する国立青少年教育振興機構が「自治体・民間へ移管」と評決されてしまいました。
例えば自治体へ移管となった場合、都道府県も運営のお金がない状況ですから、都道府県立青年の家などの廃止や再編が十分に予想されます。

しかし、まだ決定したわけではありません。
折りしも、平成21年11月21日?23日に、ここに集う仲間の集まり(Meeting2009)を行いました。
そこで、会場である国立那須甲子青少年自然の家を実際に利用しながら、このことについて討議しました。

施設は非常に充実しており、私たちが活動するには申し分ないものでした。
あらゆる青少年活動の活動財がそろっていました。
那須以外の国立施設の体験も出し合いましたが、どの施設も特色があり、冒険教育ができる場所を積極的に提供するなど、日本の青少年教育をリードし、フラッグシップをとってきた場所であることがよくわかりました。

しかし、私たちみたいな青少年団体の者も、どの施設でどんなことができるのかほとんど知らない現状。ましてや一般の人はほとんど施設について知りません。
この点が、事業仕分けの結果の一因になっていると考えました。

そこで、私たちの視点から、もっと国立の施設のPRをしましょうという提言を、意見書として提出することにしました。

*提出予定の意見書はこちら*
※携帯OK

12月13日まで、賛同してくださる方を募集します。
この内容に賛同してくださる方なら、どなたでも結構です。
ぜひ一度お読みください!

(はっちー)

伊那MYウェブニュースの記事はこちら

 政府の行政刷新会議の仕分け作業で伊那市の国立信州高遠青少年自然の家の経営を、民間か地方自治体に移管すべきとの方針が出されたことについて小坂樫男伊那市長は10日、「引き受けるわけにはいかない」との考えを示した。同日開かれた伊那市議会一般質問で答えた。

 高遠青少年自然の家は、仕分け作業により、その経営は民間あるいは地方自治体に移管すべきとの方針が出されている。

 これに対し小坂市長は、「年間2億円の経費がかかると聞いている。今のままで経営が続けられるかどうか大変心配だ」としたうえで、「すぐ、おいそれと移管を引き受けるわけにいかない」と述べた。

事業仕分けで「自治体・民間へ移管」と評決された、国立青少年交流の家や国立青少年自然の家。
しかし、実際にはこの記事のように、地方にも引き受けるだけのお金がありません。
これは、この話が出てきたときから予想されたことです。

すると、どうなるでしょうか。

*自治体へ移管*
都道府県に移管されたとすれば、都道府県立の青年の家や少年自然の家の大再編は避けられません。
多くの施設は、これを機に消えてしまうでしょう。

*民間へ移管*
民間では赤字運営は許されません。
つまり、利用料金の大幅な値上げは避けられず、国立の施設を使っての活動は、参加費の大幅値上げをせざるを得ないでしょう。

国立の施設を今まで利用したことがないからといって、無関心ではいられません。
この話、都道府県立の施設のあり方に大きく影響を与えることは十分に予想できるのです。

(はっちー)

※現在、この動きに対して、「意見書」を準備しており、賛同者を募集しています。
内容など詳しくはこちら

子どもゆめ基金の廃止について、客観的な視点で問題点をあぶりだしている記事だと思います。
特に後段は、違和感を感じる多くの人に共通する想いだと感じます。

子どもゆめ基金そのものについて理解を深められそうな内容ですので、助成活動をしたことのない方も、長いですが、本編の記事を含め、お読みいただくといいのではないでしょうか。

東洋経済の記事はこちら

 国の事業の無駄を徹底的に洗い直す「事業仕分け」。政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は、11月11日から27日にわたって通算9回の仕分け作業を行った。仕分け結果は12月初めにも行政刷新会議で審議され、2010年度の予算編成に反映される。

 作業初日の午前、文部科学省所管の事業を審議する第3ワーキンググループでは、独立行政法人国立青少年教育振興機構が運営する「子どもゆめ基金」の存続の是非が取り上げられた。そして、1時間ほどの議論の後に、国会議員や有識者ら「仕分け人」が出した結論は基金の「廃止」だった。

 この結果を受けて、野外活動や絵本の読み聞かせなど、子どもの育成を支援する市民活動は存続の危機に立たされることとなった。ボランティア活動を行っている市民の間からは「あまりにも拙速だ」と怒りの声が上がっている。

基金全額を国庫返納 事業は存亡の危機に

 基金の廃止について衝撃を受けた市民は少なくない。東京都東村山市内で子どもを対象とした活動に携わる山岸明希子さんは「ゆめ基金の助成金がなくなったら、活動を継続できなくなる」と危機感を強めている。

 山岸さんが運営委員長を務める「東村山子ども劇場」は今年5月、ゆめ基金の助成を申請し、交付の決定通知を受け取った。地域の子ども230人を対象に、野外活動のインストラクターを招いて川遊びやネーチャーアート体験の活動を行う計画が評価された。この活動のためにゆめ基金から受けた助成金76万円は、指導員への謝礼や印刷代、貸し切りバスのレンタル料などに費やされる。一方で、多くの子どもが参加できるように、参加費は子ども1人当たり100円にとどめている。

 国立青少年機構によると、09年度の「子どもの体験活動」への助成金の採択数は1725件。交付内定額は11億5600万円に上る。機構は子どもの読書活動や教材開発・普及活動にも助成しており、三つの活動への助成総額は16億円となっている。

 多くの市民が頼りにする基金が廃止と判断された理由は何か。「天下り役人がいる独立行政法人は全廃」という民主党の方針が、仕分け人の結論に反映したことは間違いない。国立青少年機構の場合、役員8人のうち、官庁OBが2人。OBに支払われた報酬総額(08年度)は3625万円に達していた。

 また基金の積立金は100億円に上る一方、超低金利が続くために運用益で賄いきれず、事業費の大半を国からの運営交付金に依存していた。このため財務省は基金の存在を問題視。仕分け人らは「基金は国庫に返納して単年度事業とすべき」と結論づけた。

地方も学校も限界 ゆめ基金が最後の砦

 基金が埋蔵金のごとく積み上がっていることは確か。だが基金の廃止とともに、事業自体も打ち切られかねない

 ゆめ基金の事業について仕分け人からは、「地方に任せるべき」「学校でやればよい」といった意見が相次いだ。だが、地方自治体は国に先駆けて、市民の文化活動への助成金を次々と廃止しているのが実情だ。前出の山岸さんも、東村山市が市単独の助成事業を廃止する際に、ゆめ基金の利用を勧められたという。皮肉なことに、民主党が不要だとする独立行政法人が、市民活動の最後の拠り所になっている。

 「学校でやればよい」というのも乱暴だ。学校の教員は教育カリキュラムの実施で手いっぱいで、地域の活動にかかわる余裕を失っている。また、図書館司書の資格を持つ教職員を配置している学校は少ない。専門家を招いて地域で読書活動を行うことは意義がある。しかし仕分けでは、もっぱら天下り問題や基金の費用対効果に目が向けられた。

 子どもが自由に遊べる場づくりに携わる嶋村仁志・日本冒険遊び場づくり協会理事は、「協会に加盟する組織の間でも、ゆめ基金は多く利用されている。特に活動の立ち上げ時の財源として活用されることが多い。会員からは、天下り問題と事業の存廃は分けて考えるべきだという声が少なくない」と指摘する。
(後略)

(はっちー)

先日の記事で、自民党と公明党の議員立法で「PTA・青少年教育団体共済法案(子ども会の視点では「子ども会安全会法案」)」が提案されたことをお伝えしましたが、
臨時国会終了に伴い、審議未了で廃案となったそうです。

法案の経過はこちら(衆議院ホームページ)

(はっちー)

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