●町内会の加入率が減少、旧市域では8割未満に(和歌山)
田辺市で町内会への加入率(住民基本台帳に占める加入世帯の割合)が年々減少している。
龍神村や本宮町など旧町村部はほぼ100%だが、旧田辺市ではこの20年で約14%減少し加入率が8割を下回っている。
若い世代の地元意識の低下が原因とみられるが、防災や防犯で地域活動の核となる自治組織という面もあり、各町内会は未加入世帯への勧誘に力を入れている。
町内会は「広報田辺」など行政発行物の配布や回覧を行うほか、清掃活動、子ども会や婦人会、老人会などと連携した親睦(しんぼく)イベントなどさまざまな行事をしている。
近年では地域防災の要として期待される自主防災組織の結成が進んでおり、田辺市では約87%の町内会が自主防災組織をつくり、防災訓練や災害時の安否確認のための連絡網作りなどを進めている。
しかし、アパートやマンションが多い市街地では、若い世帯を中心に加入率が年々下がるケースが目立ち始めた。
南新万町内会の加入世帯数は約240で、加入率は約5割。若い世帯が多く、子ども会の加入率は高いが子どもが小学校を卒業すると町内会を脱会する世帯もあるという。
子ども会の加入率が下がっているという話をそこここでよく耳にするが、地域活動の核となる自治会(町内会)自体の加入率低下もそこここで起こっている。
この記事においては、「子ども会加入年齢が過ぎたら脱退」というケースもあるそうだ。
これは、裏返せば、それだけ「子ども会」自体に魅力を感じる人が多いということだろうか。
東京都や埼玉県においては、「子ども会役員が回ってくるから子ども会をやめる」ケースをよく聞く。
地域のつながりって何なのだろうか。
何が大切で、魅力となるのだろうか。
Yahoo!ニュースのこの記事のカテゴリーが「災害対策」となっているように、いざというときの大切さを強調されることが多くなった。
しかしながら、「自治会=災害対策」で、本当に良いのだろうか。
ちょっと立ち止まって、考えてみたい。



