(毎日新聞の記事はこちら)
県教委は18日、彦根市にある県立荒神山少年自然の家を同市に移管する方針を決め、交渉を始めたと発表した。財政難のため11年度からの移管を目指すが、交渉が不調に終われば閉鎖も検討するという。会見した末松史彦教育長は「何とか存続の道を探りたい」と話した。
荒神山少年自然の家は76年、県内初の自然体験施設としてオープン。約160人の宿泊施設やキャンプ場、ボート、アスレチックなどの設備があり、学校教育の一環として無料で利用、宿泊できる(食費は実費)。昨年度の利用者は延べ約2万2000人。これまでに約88万7000人が利用した。
施設の年間維持費は約2300万円。県教委は08年から運営方法の検討を始めたが、県議会は今年1月、存続を求めるPTAや子ども会の請願を採択。県内の小中学生が参加した7月の「子ども県議会」でも、「宿泊者の負担を増やしてもいいから続けて」との声が上がった。
県教委は、彦根市内の子どもたちが利用者の4割以上を占めるため、同市を中心に交渉することにした。同様の公立施設では500円程度の負担が一般的だが、「周辺に類似施設があり、理解が得られないと判断した」(末松教育長)という。
彦根市生涯学習課は「市としても施設の廃止は避けたい。今後、具体的な交渉を進める」としている。
こんなニュースが飛び込んできました。
滋賀県立の少年自然の家を「市に移管できないか?」と打診があったそうです。
原因は財政難。交渉が不調に終わった場合は閉鎖の可能性もあるそうです。
今までの県営の施設も、維持が苦しいというこの時代。
関東では、東京都でも埼玉県でも、青年の家の大再編が行われました。
そんな中、記憶に新しいのが、政府の事業仕分けで結論となった「国立青少年交流(自然)の家」の自治体またはNPOへの移管。
もしこれが実施された場合で、もし所在地の県が引き受ける場合。
当然ながら、県立の青年の家など施設の統廃合が行われるのは必至...。
要するに、国立施設の移管問題は、めぐりめぐって、県や市の施設の統廃合に直結する話なのです。
統廃合されれば、利用できる施設が結局減るわけですから、夏休みの土日などは予約が難しくなってしまいます。
このように、国立の施設を利用しないからと無関心でいると、自分の活動している場所へのしわ寄せがやってくるおそれがあるのです。
そのあたりをしっかり認識して、考えたいものです。
(はっちー)

「やっと話が進んだ」
というのが感想です。最初に休館を言い出して、ここまで来るのに2年。ここからの協議にまた2年。
「老朽化がさらに進みます」
個人的には、県が責任をもって運営してくれることを望んでいましたが・・・。ともあれ、県の方向が決まったのですから、スムーズな移管が行われますよう。また、利用条件が悪化しないよう望みます。
あと、移管→指定管理などと投げっぱなしでは困りますので、今後も経過を見守りたいと思っています。
でも、「結局不調で23年度で廃止」という最悪のシナリオもまだ生きていますので、両者が少年自然の家、子どもたちの将来にとって最善の結論を出してくれることを祈るばかりです。
しかし、さらにこの先2年間、荒神山の施設リーダーが育たないというのも困りもんです。ここは何とかしてほしいものです。
>ぢまぢまさん
コメントありがとうございます。このニュースの動きを身近に感じてこられたのですね。
ひょっとして、このばたばたで、施設リーダーが減ってしまったのでしょうか?