kaeru.jpg

みんなに語りかけるときのコツ

小学生やジュニアリーダーのみんなに、ぜひ知ってもらいたいことです。
育成者のお父さんお母さんにも、役に立つかもしれません。

みんなに語りかけるとき、自分の思いがなかなか伝わらなかったり、誤解をされやすい人、いませんか?
特に作文や、小論文や、インターネットで書き込みをするとき...
あれ?そんな意味じゃないのに...ってこと、よくあることです。

そういう人は、四字熟語ですが、「起承転結」を考えて書きましょう。

起 はじめに伝えたいことをはっきりさせる。
承 それは具体的にはどういうことなのか、どんな意味なのかを詳しく。
転 「承」を違う事例や視点から見て、さらに深く掘り下げる。
結 結論(伝えたいこと)を短くまとめる。

具体的には、こんな感じです。


**例1**
(起)私は、カピバラさんが大好きです。それは、カピバラさんがかわいいからです。
(承)ある日、ぬいぐるみ屋さんにカピバラさんがいました。つぶらなお目目にでっかい図体が私を見つめてきます。友達も、お店にいたほかの人も、みんなメロメロになっていました。
(転)何といっても一番かわいいのは、カピバラさんの「手」だと思います。でっかい図体のわりに、とっても小さい手で、私に「遊ぼうよ?」って話しかけてきます。もうメロメロです。この愛きょうがたまりません。
(結)だから、私はとってもカピバラさんが大好きです。

...これは日記みたいな感じですね。

**例2**

(起)ジュニアリーダー活動に一番大切なことは、体力だと思う。
(承)子ども会で遊ぶときは、室内でのゲームやダンス、野外での川遊びやキャンプファイヤーなど、とても動きまわることが多い。元気いっぱいの子どもたちに立派な「お兄さん」として関わるには、そんな子たちに負けないくらい元気いっぱいでなくてはと考えるからである。
(転)私にはこんな経験がある。小学生のときの夏のキャンプで、テントに泊まっていたとき、友達が突然せきをしだしてしまった。友達は、
「ぜんそくになっちゃったみたい」
という。
どうしたらいいかわからなくて困っていたとき、近くのジュニアリーダーが飛んできてくれて、近くの救護テントまで背負っていってくれた。そんな姿がとても頼もしかったし、自分もあのようになりたいと感じた。
(結)だから、ジュニアリーダー活動に一番大切なことは体力だと思っているし、高校生となった今では、後輩の子がちょっとダンスをしただけで疲れていたら、「子どもに負けちゃうぞ、しっかり体力をつけろ!」とアドバイスするのである。

...こちらはちょっとした小論文のようです。

いかがでしょうか。
例えば、「例2」のほうです。
インターネットの掲示板で、
「ジュニアリーダーにとって必要なことは体力だと思いますが、皆さんいかがですか?」
...みたいな書き込みはよく見かけます。
だけど、それが具体的にどんな思いで、どんな経験があってのことなのかがわからないと、漠然とした話しかできないし、思いが伝わらないことがあります。
ちゃんと「起承転結」を踏まえて書き込むと、より自分に共感してもらえる可能性が高くなったり、「いや、自分はもっとこういう風に思うよ」みたいな、実りのある話ができます。

これは、いろんな場面でも共通することです。

例えば、宿泊研修で子どもが騒いでいるときに、リーダーが頭ごなしに
「早く寝ろ!」
と怒鳴ってしまう場面をよく見かけます。

しかし、それで思いがちゃんと伝わっているでしょうか。

「(起)もうそろそろ寝よう。何で寝ようって言いに来たか、みんなわかるかい?
 (承)それは、今ちゃんと寝ないと、明日山登りをしたりするのがとってもつらくなっちゃうんだよ。
 (転)前に来た子が、夜遅くまで起きてたせいで、次の日気持ち悪くなっちゃって、途中で帰っちゃったことがあるんだ。そうなってもいいの?
 (結)仲間とのおしゃべりが楽しいのはよくわかるけど、そろそろ寝ようよ。」

って語りかけてあげると、どうでしょう。
筆者の経験でいえば、伝わり方が全然違うように感じます。

コミュニケーション能力のひとつとして、「起承転結」をちょっと心がけてみませんか?

(はっちー)

Track Back

Track Back URL

Comments [4]

No.1

 なるほど、目からうろこです。

 最近よくコメントを書き込むので気をつけてみましょう。

No.2

カピバラさんがすごい魅力的に思えました。
実習中の子どもへの語りかけを思い出しました。
運動会当日、トイレへの誘いに応じない幼児に
「おしっこしないとねずみさんになって運動会行けないよ」
と、なんでトイレに誘うのかわかるように伝えるのに必死でした。
書き込む時は例えを用いたりしていますが、文章を読み直して客観的に意見が伝わるか考えてからにしたいです。

No.3

はっちーさんの子供達への語りかけ、目に浮かびます。
子供達へはもちろん、日頃の人間関係にも参考にしたいと思います。思いを伝えるというのは難しいですね。

コメントする

公開されません

(いくつかのHTMLタグ(a, strong, ul, ol, liなど)が使えます)

このページの上部へ

このサイトについて

子ども会・ジュニアリーダーのポータルサイトです。
活動に関する資料、ニュースなどの情報を集めています。

埼玉の越谷市で活動しているはっちーとあにぃが運営しています。
詳しくはこちら
※子ども会・ジュニアリーダーを知りたい方はこちら


comtop.gif
仲間同士が情報交換や交流をできるSNS。ぜひ登録し仲間に加わりましょう!

RSS 2.0

ニュースのRSS

サイト内検索

最近の写真・画像

  • meeting2014.jpg
  • zenkokupho.jpg

最近のコメント



Powered by Movable Type 5.2.3