和歌山県は2009年度、地域の青少年が年少の世代に知識や経験を伝え、新たなリーダーを養成していく仕組みづくりに取り組む。県は「昔は当たり前にあったこと。時代の変化で失われつつある健全育成システムを再構築したい」と話している。事業は「西・東牟婁」など県内を4ブロックに分けて実施。各ブロックで年に2回、2泊3日の研修をし、小学5・6年生のジュニアリーダー50人、中高生のユースリーダー50人を認定する。
研修は各地のNPOや青少年の家など地域の指導者らでつくる実行委員会が担当。認定リーダーは次期研修の企画に参加。ユースリーダーはジュニアリーダー研修の指導者を務め、育成の循環システムをつくる。
認定リーダーは県リーダーズクラブに所属し、各地の青少年健全育成に関係したイベントなどで企画、運営に携わりながら、地域内で世代を超えた交流を深める。県青少年・男女共同参画課は、「青少年の悲しい事件やいじめは、人や地域社会とのつながりがうまく持てないことも大きな要因。子どもたちの健全育成は、地域の協力が必要でコミュニティーの再生にもつながる」としている。
ここまで「県」が、ジュニアリーダーの育成に本腰を入れようとしているところは、最近では他に例を見ないのではないでしょうか。
県子連ではなく、県が中心となり、NPOなどを巻き込んだものとするそうです。
育成するだけではなく、「認定リーダーは次期研修の企画に参加」するなど、育てた後の道筋もしっかり考えてあることも特筆したいところ。
子ども会の関係者は、ジュニアリーダーのことを「子ども会のリーダー」と狭くとらえがちですが、今後は広く「地域のリーダー」として、もっともっと期待される存在になっていくのかもしれませんね。
(はっちー)

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